


一般で使われる普通の薄力粉では長崎カステラは焼き上がりません。松翁軒では、ふんわり、もっちりとした焼き上がりのために、保水性に優れた特殊なカステラ専用粉を使用します。


卵は島原半島の契約農家から毎朝直送、美しい焼き上がりのために、新鮮さや味だけでなく、温度から黄身の色まで厳しく管理されています。


ザラメは長崎カステラを作る上で絶対に欠かせない原料です。純度のより高いザラメを加えることで、上白糖だけでは作ることが出来ない、長崎カステラの上品な甘味が生まれます。ザラメを敷くのではなく、「ザラメを使って焼き上げる」のが松翁軒のカステラ。生地の下に残ったザラメは、焼き上げる時に生地に溶け切れずに沈んだものなのです。


色良く甘味に濁りが無い、国内産の餅米飴を使用。水飴を加えることでしっとりと焼き上がり、生地の老化を防ぎます。伝来当時パンのようなものだったカステラは、水飴を加えるという長崎人の工夫で現在のようなしっとりとした長崎カステラになったのです。

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